2025-06-09

蔦屋重三郎展へ行く

「べらぼう」を見る前に日本史通覧を買い
かつて学んだ江戸時代を思い出そうとした。
日本史、悲しいほどに忘れている。
大河ドラマは子供の頃に親と見たくらい。
戦国武将に全く興味がないからか。

蔦重のことを知ったのも浮世絵や版画に
興味がわいてからなのでほとんどシニアに
なってからだ。
江戸にも今でいうところのプロデューサーや
クリエイティブディレクターみたいな人が
いたんだな。あれだけの書物がたくさん出版
されていたのだから当然か。
今回ドラマにしてくれて本当に嬉しい!

本を作る過程は今でもそう変わらない。
でもネット上でムニャムニャしないで何事も
顔を付き合わせて進めていた時代。
楽しそうにも感じる。人が集まって何かを
作る。本当のハンドメイドの時代だ。

今回はショップで吉原つなぎの手拭と
喜多川歌麿の絵と狂歌の豆本を2冊買った。
虫や鳥や植物の自然な動きに観察眼も
そうだけれど人柄の優しさも見える。
それは美人画にも表れていた。

本を作るどの過程も大変な作業だけれど
彫師と摺師の仕事って辛そうだ。
今の私にできそうなことは最後の縫い閉じる
ところでしょうか。
ドラマはそろそろ半分。これからの見せ場も
楽しみです。写楽の登場とかね。

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